当院では現在、約60名の看護助手が活躍中です。看護助手の仕事は、患者さんが安心して入院生活を送れるよう、環境整備や日常生活の援助を行うことです。
業務に必要な研修(接遇、食事介助、認知症看護ほか)を3カ月~半年ごとに開催しています。座学だけではなく実際に様々な症例を体験することで、患者さんの気持ちに寄り添えるようになります。また、年1回の院外研修では他の病院で働いている方と交流する機会もあります。
看護助手・Oさん
南部病院で看護助手として勤務しています。もともと近所の病院なので親しみがあり、祖父がこの病院に通っていたこともあって入職を決めました。 入職前は、看護助手の仕事は単に看護師のお手伝いをするものと思っていましたが、実際は検査の搬送や介助のときなど患者さんとお話をする機会が多く、続けるうちに楽しさとやりがいを感じるようになってきました。 患者さんと接する際には表情を見ながらゆっくり話し、小さな変化に気付いたときには担当の看護師に報告するよう心がけています。 患者さんが周りには打ち明けにくい話をしてくださったときや、私に話をしたことですっきりした表情になられたときには、この仕事をしていて良かったと思います。 職場には子育てをしながら看護助手の仕事をしている方も多いので、ライフステージに合わせて今後も長くこの仕事を続けたいと思っています。