新人看護職支援体制の「なんぶ as One」に魅力を感じたからです。インターンシップに参加した際、先輩と後輩が声をかけ合い、新人看護師が技術指導を受けている場面を拝見しました。初めは不安そうだった新人看護師が、指導を受けたことで自信に満ちた表情になっていったことが印象に残っています。チューターという近い存在がいることから、新人看護師をチーム全体でサポートしていこうという雰囲気が伝わり、この病院ならより良い看護ができ、成長できると思って志望しました。
私が所属している病棟には、外科、泌尿器科、皮膚科、緩和医療科など様々な疾患の患者さんが入院しています。初めは不安もありましたが、先輩方が勉強会を行ってくれるので、みんなで学びながら患者さんと関わることができています。様々な疾患の看護を経験してきたことが、2年目の今、自信につながっています。
研修制度が確立されているので、安心して看護を実践することができました。現場ではPNSを取り入れているので一人ではなく、先輩がいつもすぐそばにいてくれる環境にありとても心強かったです。
先輩看護師の皆さんは本当に優しく、患者さんとの関わりも丁寧で尊敬しています。不安そうにしている私に声をかけるなど相談しやすい雰囲気を作ってくださるので、この病棟で働くことができて良かったと思います。プライベートでも、よくご飯を食べに連れて行ってもらっています。また、入職時から他職種との合同研修があるため、看護師以外の同期の仲間ができ、他職種の視点から学びを共有することができます。
私が所属する病棟には緩和医療科があり、疼痛コントロールなどを行っています。私がこの病棟を希望した理由は祖父ががんを患い、がん性疼痛を訴えていた場面で何もできなかったことを後悔し、少しでも患者さんの苦痛を緩和できる看護師になりたいと思ったからです。入職後、末期がんの患者さんの清潔ケアを行った際、「痛い」と言われたことがあります。自分が関わることで患者さんに苦痛を与えてしまうと思い、関わることが怖くなってしまいました。そんな時、先輩が「怖いと思うのはみんな同じだよ」と声をかけてくれ、「1人で悩むのではなく、チーム全体で看護をしていこう」と話をしてくれました。チーム医療の大切さを改めて知ることができました。
入職後、先輩が多職種と情報を共有して問題解決していく姿を多く見てきました。今後は自ら情報を発信し、多職種との連携を図り、より良い看護を提供していきたいと思います。