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チーム医療


教育研修指導チーム

当薬剤部では、病院職員の基礎から学ぶ新人研修をはじめ、多岐にわたる病院薬剤師のスキルを習得できるよう様々な業務を兼任するなど、ジェネラリストの育成に力を入れています。また、これらの成果を学会や雑誌投稿、論文執筆によって積極的に発表し、専門性を高めたスペシャリストの育成に繋げています。

感染制御チーム(ICT:Infection Control Team)
抗菌薬適正使用支援チーム(AST:Antimicrobial Stepwardship Team)

院内感染防止対策チーム・抗菌薬適正使用支援チームの薬剤師の主な活動内容は、特殊抗菌薬や広域抗菌薬使用患者を対象とした抗菌薬ラウンド、院内の抗菌薬使用状況の把握、院内感染防止対策大研修会の実施などの院内感染防止対策や抗菌薬適正使用の推進など多岐に渡っています。また、2018年度からASTを発足させ、院内でも積極的に活動し、前年度比約2倍の抗菌薬相談応需件数となりました。患者さんの治療向上のため、日々奮闘しているチームです。

栄養サポートチーム(NST:Nutrition Support Team)

経腸栄養剤、静脈栄養剤に限らず、「薬と栄養」は切っても切れない仲です。全ての入院患者、入院予備軍が対象となります。患者さんの治療・予防がより良いものとなるよう日々研鑚しています。

糖尿病療養支援チーム

当院薬剤部糖尿病チームでは、糖尿病療養指導士を中心に糖尿病教室(薬物療法について)を担当し、薬剤の効果や注意点などを説明しています。また、ひまわり会(患者会)として患者さんと一緒にウォークラリーに参加したり、薬に関する指導を行うだけでなく、糖尿病との向き合い方について患者さんと一緒に学んでいます。

緩和ケアチーム(PCT:Palliative Care Team)

緩和ケアチーム薬剤師は、医師、看護師、ソーシャルワーカー、栄養士とともに活動しています。病棟ラウンドやカンファレンスに参加し、疼痛管理に関する治療方針や処方内容について検討しています。最近は心不全症例にも積極的に介入しています。また、月に1回「がんの痛みの教室」を開催しており、薬剤師は薬の説明を担当しています。外来でオピオイド製剤が開始となる際は、緩和ケアチーム薬剤師が薬剤指導を実施しており、患者情報を院外の薬局と情報共有することで、継続した患者フォローを目指しています。

がん化学療法チーム

がん化学療法チームは、外来患者さんへの治療開始時の薬剤説明、新規レジメン登録などを行っています。医師、看護師とのカンファレンスに参加し、情報収集・提供を行いながら、より良い治療につながるようサポートしています。さらに、HBV再活性化対策の徹底や、曝露対策の拡充など、患者さんもメディカルスタッフも安全に治療が施行できるよう活動しています。患者さんも含めたチームで、患者さんが納得できる治療をすすめていけるよう日々奮闘中です。

妊婦・授乳婦チーム

妊婦・授乳婦チームでは、毎月1回、妊娠初期のお母さんを対象とした母親学級を開催しており、妊娠中、授乳中の薬の影響をテーマにお話ししています。また、今飲んでいる薬剤の授乳への影響について知りたいという依頼があれば、日本だけでなく米国での情報をもとに、個々の薬剤の影響についても調査しています。赤ちゃんとお母さんの健康を第一に考え活動中です。

腎臓病薬物療法チーム

近年、慢性腎臓病は早期発見、生活習慣の改善、薬物治療、食事療法によりその進行を遅らせることで、新たな合併症の発症を回避することが可能になったと言われています。外来の患者さんを対象に月1回程度、医師、栄養士とともに腎不全入門講座を開催しています。お薬に関して積極的に関わり、患者さんの安心・安全な薬物治療のため、日々の業務に取り組んでまいります。

手術室・周術期管理薬剤師チーム

診療報酬改定により、手術室や周術期における薬剤師の重要性が見直されました。当院でも手術室で静脈麻酔に使用する医療用麻薬を含む厳密な管理が求められる薬剤を手術室担当の薬剤師が関与しています。周術期の患者さんが使用している常用薬や、術後の疼痛状況を確認・評価し周術期薬剤管理加算の算定も行っています。現在は麻酔科医師と連携し、術後疼痛管理チームを結成、術語疼痛管理チーム加算算定を目指して、周術期管理チーム薬剤師の育成にも励んでいます。