統括教育センター
~南部病院に関わる全ての人に、学びと成長の場を提供する~
統括教育センターは、「南部病院に関わる全ての人に、学びと成長の場を提供する」をスローガンに、人材開発と多職種連携による良質な医療の達成を目指しています。統括教育センターは、初期臨床教育センター・専攻医臨床教育センター・キャリア支援室・特定行為研修室・地域医療教育支援室・人材開発室で構成されています。
統括教育センターは、人材育成計画「なんぶの人づくり」にもとづいた人材育成に取り組んでおり、多職種のつながりを大切にしています。
「なんぶの人づくり」とは
統括教育センターでは、「人とのつながり(あなたも大事、私も大事)」を大切にした人材育成を主眼に、南部病院に関わる全ての人が学び、成長できるような場づくりを目指した人材育成計画「なんぶの人づくり」を策定し、互いを尊重した組織風土の醸成に取り組んでいます。
人材育成方針
「合い」「たい」人をつくる。
▸「合い」は、分かり合う・助け合う・認め合う・学び合う・話し合うなど、「あなたも大事、わたしも大事」の気持ちを
大切にできる人を育てたいという願いを込めています。
▸「あい」には「愛」の意味も含んでおり、「済生会愛」そして「なんぶ愛」を育んで欲しいという願いを込めています。
▸「たい」は、~したい・こうなりたいなど、主体的で能動的な気持ちで行動できる人になって欲しいという期待を込めています。
▸「合い」は、分かり合う・助け合う・認め合う・学び合う・話し合うなど、「あなたも大事、わたしも大事」の気持ちを
大切にできる人を育てたいという願いを込めています。
▸「あい」には「愛」の意味も含んでおり、「済生会愛」そして「なんぶ愛」を育んで欲しいという願いを込めています。
▸「たい」は、~したい・こうなりたいなど、主体的で能動的な気持ちで行動できる人になって欲しいという期待を込めています。
教育目標
教育目標として、次の4つを掲げています。
- 職員一人ひとりが「あなたも大事、わたしも大事」マインドを育む。
- 社会や組織の変化に柔軟に対応できる人材を育成する。
- 職員一人ひとりが仕事の意味ややりがいについて考え、価値を生み出す働き方をすることにより、エンゲージメントが高められる。
- キャリア形成を支援するための相談体制を整えることにより、仕事を通じた継続的な成長を促進する。
教育体系
統括教育センターでは、ノンテクニカルスキルと呼ばれるヒューマンスキルやコンセプチュアルスキルを中心に全職員を対象とした教育研修プログラムをつくっています。多職種が一緒に研修を受講することにより、横のつながりが生まれます。
教育体系図
2025年度教育プログラム(階層別研修)
新採用職員研修
入職時のオリエンテーションは座学だけでなく、チームで取組むチームビルディングや社会人1年目としての目標を考えるワークなどがあります。1年間を通じて多職種合同で研修を行います。
新採用者オリエンテーションの様子
昨年度の12か月フォローアップ研修の様子
多職種連携(チーム医療の推進)
医療の質向上、患者サービスの質向上には、多職種がそれぞれの専門性を理解し、相互尊重に基づいたコミュニケーションが不可欠です。当院では、院内迅速対応チームや緩和ケアチーム、糖尿病療養支援チームなど13の医療チームが活動していますが、チーム活動の活性化を目的として、毎年多職種チームワークショップやチーム活動報告会を開催しています。
また、2025年度から「なんぶナレッジ大会」の開催を予定しています。部署や部署を越えた多職種でのさまざまな取り組みや活動を発表し、共有する場を設けることによって、職員が南部病院をより深く知り、南部病院の職員でよかったと感じられるようになることを目指しています。
また、2025年度から「なんぶナレッジ大会」の開催を予定しています。部署や部署を越えた多職種でのさまざまな取り組みや活動を発表し、共有する場を設けることによって、職員が南部病院をより深く知り、南部病院の職員でよかったと感じられるようになることを目指しています。
昨年の活動報告会の様子
キャリア形成に関する相談支援(キャリア支援室)
職員一人ひとりを大切に育てていくための取り組みとして、キャリアコンサルタントの資格を有する担当者(2名)がキャリア形成に関する相談支援を行っています。
〈キャリア〉というと、昇進や資格取得を目指すことだと思うかもしれません。もちろんそれもキャリアの一部ではありますが、キャリアは特定の誰かの特別な何かではなく、仕事をするすべての人が、それぞれの節目でどうなりたいか、どうしたいか、を迷い考えながら自分自身にとっての意味を見出していくことであると言えます。
やりたいことが明確になっている人、今のままでいいのかなと漠然と考えている人、仕事と家庭の両立に追われ何となく流されている人、何かしたいけど何をすればいいのかわからない人、さまざまだと思います。キャリア支援室はそんな思いを抱えている人の「(こう)なりたい」をサポートするしくみを創っていきます。変わるのは今、そして変えるのは自分。変わるタイミングは人それぞれなので、「今」がいつなのか、それが分からない人もいるでしょう。ゆったり、じっくり、それでも少しずつ進んでいけるように見守っていきます。
具体的な取り組み内容は、①職員が中長期的な視点で自身のキャリアビジョンを描き、達成するための土台となる考え方を学ぶキャリア研修、②自律的・主体的なキャリア形成を促進するためのキャリアコンサルティング、③職員の内発的な学びを生み出すための場として学びのプラットフォームづくりの相談支援の3点です。
〈キャリア〉というと、昇進や資格取得を目指すことだと思うかもしれません。もちろんそれもキャリアの一部ではありますが、キャリアは特定の誰かの特別な何かではなく、仕事をするすべての人が、それぞれの節目でどうなりたいか、どうしたいか、を迷い考えながら自分自身にとっての意味を見出していくことであると言えます。
やりたいことが明確になっている人、今のままでいいのかなと漠然と考えている人、仕事と家庭の両立に追われ何となく流されている人、何かしたいけど何をすればいいのかわからない人、さまざまだと思います。キャリア支援室はそんな思いを抱えている人の「(こう)なりたい」をサポートするしくみを創っていきます。変わるのは今、そして変えるのは自分。変わるタイミングは人それぞれなので、「今」がいつなのか、それが分からない人もいるでしょう。ゆったり、じっくり、それでも少しずつ進んでいけるように見守っていきます。
具体的な取り組み内容は、①職員が中長期的な視点で自身のキャリアビジョンを描き、達成するための土台となる考え方を学ぶキャリア研修、②自律的・主体的なキャリア形成を促進するためのキャリアコンサルティング、③職員の内発的な学びを生み出すための場として学びのプラットフォームづくりの相談支援の3点です。