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耳鼻咽喉科


耳・鼻副鼻腔をはじめ、幅広い疾患に対応

耳鼻咽喉科は耳、鼻副鼻腔、咽頭、喉頭領域を外科的、内科的という治療法の区別をせずに広く対応していく診療科です。当科では主に手術や、めまい、急性感染症などの入院治療を必要とする疾患に重点を置き診療を行っています。
耳鼻咽喉科の特徴の一つは疾患の領域の広さ、治療法の多彩さにあるといえますが当科ではそれらの中から急性期の疾患を中心に広く対応していく体制を整え診療を行っています。

外来医師担当表

対象疾患

慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎、耳硬化症、滲出性中耳炎の手術治療を行っています。慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎に対しては鼓室形成術、乳突削開術を1週間程度の入院期間で、また慢性中耳炎では鼓膜形成術で対応可能な患者様は日帰り手術を行っています。耳硬化症に対してはアブミ骨手術を行っています。手術以外の治療では突発性難聴、顔面神経麻痺、耳性めまいなどの急性期疾患の入院治療も行っています。

鼻副鼻腔領域では副鼻腔に対してはマイクロデブリッダーを用いた内視鏡下鼻内副鼻腔手術、鼻中隔湾曲症、肥厚性鼻炎に対しては鼻中隔矯正術、下鼻甲介切除術または粘膜下下鼻甲介切除術を行っています。
アレルギー性鼻炎による慢性鼻閉の方にはマイクロデブリッダーによる下鼻甲介切除術を日帰り手術で行っています。また近年アレルギー性鼻炎の方に後鼻神経切断術という手術を行い良好な成績を得ています。

咽頭部

咽頭疾患では口蓋扁桃摘出術、アデノイド切除術、喉頭疾患では声帯ポリープ・結節、 ポリープ様声帯に対するラリンゴマイクロサージェリーを行っています。また反回神経麻痺による嗄声(声がれ)、誤嚥に対しては甲状軟骨形成術を行っています。重症誤嚥の患者様には気管食道分離術も行います。

悪性腫瘍

喉頭がん、咽頭がん、舌がんなどの頭頸部腫瘍の診療では化学療法、放射線療法、手術を組み合わせた集学的治療を行っています。近年進歩の著しい化学療法併用放射線療法を積極的に行い臓器温存に努めています。また再発例、進行例に対しては形成外科、外科の協力を得て再建手術を伴う拡大切除も行っています。

唾液腺、甲状腺

扁平上皮がん以外の唾液腺、甲状腺などの治療も積極的に行っています。特に耳下腺腫瘍の手術では神経モニタリングを併用し神経損傷の回避に努めています。

嚥下障害

嚥下障害の方に対しての嚥下機能評価も積極的に行っています。