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血液内科


最新の知見に基づいたきめ細かい血液疾患診療

血液内科は、常勤医師4名、非常勤医師2名の体制で、急性白血病(AML・ALL)・慢性白血病(CML・CLL)・骨髄異形成症候群(MDS)・多発性骨髄腫・悪性リンパ腫(ホジキンリンパ腫・非ホジキンリンパ腫)・再生不良性貧血・骨髄増殖性腫瘍(真性多血症・本態性血小板血症・骨髄線維症)・免疫性血小板減少性紫斑病(ITP)・発作性夜間血色素尿症・血友病など、血液疾患の患者さんを専門的に診療しています。

ガイドラインに沿った高水準の診療

当科では、日本血液学会や日本臨床腫瘍学会・海外のガイドラインに沿った診療を基本に、有効性と安全性のバランスをとった高いレベルの診療を行っております。

白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群、骨髄増殖性腫瘍など造血器腫瘍に関しては、
日本血液学会編 造血器腫瘍診療ガイドライン2023に沿った診療を実施しております。
この診療ガイドラインには、主任部長の藤田が企画委員として携わっており、急性前骨髄球性白血病の領域委員長も務めております。

再生不良性貧血、自己免疫溶血性貧血に関しては、「特発性造血障害疾患の診療参照ガイド(令和4年度改訂版)」に沿った診療を実施しております。

また、全国約230施設が参加しているJALSG(日本成人白血病治療研究グループ)に参加し、治癒率のさらなる向上や生活の質の改善を目指して、急性白血病の臨床試験に参加しています。
また、横浜市立大学関連病院として、グループ内で作成した「横浜市立大学悪性リンパ腫ガイドライン」、「横浜市立大学多発性骨髄腫の診断と治療指針」のそれぞれ最新版を参照し、質の高い標準的治療を行っています。

当院では、同種移植、CAR-T療法は施行しておりません。それらの治療が適切と思われる場合は、患者さんとご相談の上、横浜市立大学附属病院、横浜市立大学市民総合医療センターや神奈川県立がんセンターを含め、ご希望に沿う形でご紹介させて頂いております。

11床分の無菌室を完備

血液内科で入院が必要な方は、主として8階西病棟に入っていただきます。感染症にかかりやすい患者さんには、無菌治療室(写真はここをクリック)をご利用いただきます。
無菌治療室は、クラス100の個室が3部屋、クラス1000の4人床が男女別に2部屋の合計11床です。無菌治療室は、空気中に飛散した微生物ができるだけ除去されるように設計されています。
各部屋にトイレ・洗面所(滅菌水供給)・冷蔵庫・LAN端末が完備されており、個室2室にはシャワーも備わっています。
白血病や骨髄異形成症候群などの患者さんや、移植治療施行中の患者さんでは、感染にかかりやすい状態になります。そのような患者さんたちに、より安全に、より安心して、治療に臨んでいただきたいと思います。

無菌室(個室)

無菌室(4人部屋)

血液内科初診外来完全予約制のお知らせ

血液内科は外来患者数の増加に対応するため、初診外来を完全予約制としております。
お手数ですが、他院からの紹介状をお持ちになり、当科での診察をご希望される方は、初診外来予約をお取りのうえ、予約日に受診して下さいますようお願いいたします。
お急ぎで受診が必要な場合は、当院初診外来予約にご連絡の際にご相談ください。


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