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ホーム >  診療科・部門 >  消化器内科 >  すい臓がん早期診断プロジェクト

すい臓がん早期診断プロジェクト



早期発見の重要性

 膵がんは大きさが10㎜未満(または20㎜未満)、病期がⅠ期であれば、それより進行したものと比較して予後が良好であることが知られています。しかしながら、この様な早期に診断される膵がんの割合は全体の5%に過ぎず、5年生存率はわずか8.5%と極めて予後不良な疾患であることも周知の通りです。

 このほど当院では膵がんの早期診断と予後改善を目的に、市内7番目の施設として横浜市すい臓がん早期診断プロジェクトに参画させていただくこととなりました。地域の先生方のご協力をいただきながら、1件でも多くの早期膵がんを発見し、1人でも多くの膵がん患者さんの予後改善に貢献したいと考えております。

横浜市すい臓がん早期診断プロジェクト

 膵がんは早期発見・早期診断が極めて重要な疾患です。

 横浜市が市内の複数病院と共同で立ち上げた当プロジェクトでは、地域の医療機関の先生方と協力し、膵がんの危険因子をお持ちの患者さんを速やかにプロジェクト実施病院にご紹介いただくことで、膵がんの早期発見、早期治療介入に繋げ、膵がん患者さんの予後の改善を目指しています。

当院における膵臓がんの早期発見と治療

当院ではがんの早期発見に力を入れています。
①膵のう胞・膵管拡張を認めるケース MRI(MRCP)、超音波内視鏡検査(EUS)を施行
②5mm以上の膵腫瘍を認めるケース 超音波内視鏡下穿刺吸引細胞診(EUS-FNA)を施行
③膵腫瘍を認めない膵のう胞、膵管拡張 国際膵臓学会ガイドラインに基づき悪性度を評価

なんぶメール第28号でも特集しています。
こちらも併せてご覧ください。

スタッフ

杉森 一哉

■役職
主任部長

■専門医資格等
日本内科学会内科総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会評議員・関東支部評議員
日本消化器病学会消化器病専門医・指導医
日本内視鏡学会学術評議員・関東支部評議員
日本内視鏡学会専門医・指導医
日本肝臓学会肝臓専門医・指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本膵臓学会指導医
横浜市立大学客員准教授
難病指定医
医学博士

石井 寛裕

■役職
部長

■専門医資格等
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器病学会関東支部評議員
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会関東支部評議員
日本消化器内視鏡学会評議員
日本胆道学会認定指導医
日本膵臓学会認定指導医
医学博士

診療案内

診療案内

すい臓がん早期診断プロジェクトによる紹介患者さんの初診外来日は毎週火・金曜日の8:30~11:00です。

受診にあたってはご予約をお取りしておりますので、近隣医療機関からの紹介状をご用意の上、患者さんご本人もしくはご家族よりお申込みください。尚、紹介状のご準備にあたっては、「すい臓がん早期診断プロジェクト専用患者紹介状」をご利用ください。

初診のご予約

お手元に紹介状をご用意いただいたうえで、患者さん本人もしくはご家族よりお申込みください。

初診予約専用電話

電話:045-832-8337
受付時間:9時~17時(月~金曜日)

※初診外来日に紹介状をお持ちいただければ、予約をしていなくても受診は可能ですが、お待たせする時間が長くなってしまう可能性があります。予めご了承ください。