糖尿病・内分泌内科

診療の特長・特色


長田 潤 医師

糖尿病=生活習慣病ではありません。遺伝的な体質(家系)や他に患っている病気、それらのために使っている薬の影響など、さまざまな要因が複雑に関わっています。私たちは病気の成り立ちがそれぞれの患者さんで異なることを真摯に受け止め、一人ひとりに何が最善の治療なのかを、患者さんと共に考えていく姿勢でありたいと思います。

糖尿病の薬物治療は日進月歩です。私たちは古くてよいものを大事にしながら、必要な先進的治療も届けられるよう導入していきます。2015年度には24時間連続血糖測定器(CGM)、インスリンポンプ療法(CSII)、更にこの2つが連動したSAP(Sensor Augmented Pump)療法を導入しました。これにより低血糖が少なく、より質の高い糖尿管理を行なえるようになりました。

糖尿病に関連して起こるさまざまな合併症(神経障害、網膜症、腎症、動脈硬化、悪性腫瘍など)の検査と治療も行っています。2014年には口腔外科と連携して、入院患者さんの歯周病チェックと口腔ケアを始めました。

また、看護師・薬剤師・管理栄養士・臨床検査技師・地域連携事務局とも連携して糖尿病教室を毎月開催しています。そのほか、糖尿病患者会や関連イベント(ウォークラリー、茶話会 etc)を行っています。

血糖コントロールなどが安定された患者さんは、かかりつけクリニックへのご紹介をしています。私たちは普段からface to faceでも信頼しあえるクリニックの先生方との連携を密にしています。

内分泌内科については、バセドウ病や橋本病などの甲状腺疾患は外来が中心になります。下垂体や副腎疾患は入院精査が必要になることがあります。

糖尿病教室のご案内ポスター

Journal Club記録

当科では、優れたリサーチクリニシャンの育成を目的として、毎月2回のジャーナルクラブを開催しています。海外文献の単なる和訳ではなく、明日からの診療・研究に具体的に活かせるように、以下を修練の柱としています。

  1. できるだけ多くの文献に触れる:全員が発表する。アブストラクトだけでもよい。
  2. 情報の精緻なリテラシーを身につける:1名は原著論文のフルペーパーを読み、批判的吟味を行う。自身の臨床課題の文献レビューでもよい。
  3. 資料作成にあたって、本文の引用はコピー&ペーストでよい。和訳などして準備に時間をかけてはいけない。

実施中の臨床研究に関する情報公開

自施設における自主研究

多施設主導の共同研究

過去に実施した研究(2015年以降)

2016年

  • 実臨床における従来型インスリン混合製剤の混和状況の把握と外来での手技指導による血糖コントロール改善効果に関する後ろ向きコホート
  • 食事負荷試験及びグルカゴン負荷試験による内因性インスリン分泌反応性の差異とインクレチン関連薬の臨床効果応答性の関連
  • 糖尿病性末梢神経診察所見を用いた残存歯数の予測モデル
  • 2型糖尿病患者における、既往最大体重と合併症進行の関連
  • 2型糖尿病の近親家族歴と糖尿病発症時期との関連
  • 糖尿病患者の腹部症状のリスク因子に関する検討
  • メトホルミンの適応判断における最適な腎機能指標に関連する横断研究(沖縄県うるま市すながわ内科クリニックとの共同研究)

2015年

  • 婚姻歴と血糖コントロールおよび糖尿病合併症との関連
  • 糖尿病患者における残存歯数と細小血管・大血管合併症との関連(歯科口腔外科との共同横断研究)
  • 2型糖尿病患者における成人期以降の体重増加度と合併症進行の関連

外来担当

 
初診(午前) 長田 潤
(第1・2・4)/
武田 宗一郎
(第3・5)
柊 寛子 山田 択 渡辺 薫 並木 百合愛
再診 柊 寛子
(午前)
長田 潤
(午前)
山田 択
(午後)
山田 択
(午前)
長田 潤
(午前)
再診 長田 潤
(午後)
武田 宗一郎
(午後)
武田 宗一郎
(午後)
柊 寛子
(午後)
並木百合愛
(午後)
再診   並木 百合愛
(午後)
渡辺 薫    

初診受付時間は、8:30~11:00となっております
再診受付時間は、8:30~11:30となっております

※土曜日は、第1・第3初診のみ交代制となります

スタッフ紹介

医師名 職位 専門分野 専門医資格等
長田 潤 医長
栄養部長
糖尿病・内分泌 日本内科学会認定内科医
日本糖尿病学会専門医・研修指導医
医学博士
横浜市大医学部非常勤講師
渡邊 薫 医員 糖尿病・内分泌 日本内科学会認定内科医
柊 寛子 医員 糖尿病・内分泌 日本内科学会認定内科医
山田 択 医員 糖尿病・内分泌 日本内科学会認定内科医
並木 百合愛 医員 糖尿病・内分泌  
武田 宗一郎 医員 糖尿病・内分泌  

対象疾患

外来定期通院 当科の月間外来患者数は約800人で、新患患者数は約50人です。初診では、糖尿病教育入院目的で紹介受診される患者さんが多くを占めています。

外来

  1. 糖尿病 80%(食事療法のみ10% 経口血糖降下薬療法50% インスリン注射療法40%)
  2. 脂質異常症・高血圧・高尿酸血症 10%
  3. 内分泌疾患 10%(甲状腺90% 下垂体・副腎など10%)

入院

  1. 糖尿病 85%(教育入院・血糖コントロール・合併症精査)
  2. 一般内科 10%(低栄養・脱水・誤嚥性肺炎・意識障害など)
  3. 内分泌疾患 5%(甲状腺クリーゼ・下垂体腫瘍精査・副腎精査など)

糖尿病教育入院の平均在院日数:14日前後 ※患者さんの病状や要望によっては、3日前後の食事療法体験入院や、7日前後のインスリン導入短期入院などもあります。

診療実績

2017.4.1~2017.9.30

(人)
  入院 外来
膵内分泌(糖尿病) 1型糖尿病 3 62
  2型糖尿病 112 963
  妊娠糖尿病 0 7
  糖尿病合併妊娠 0 3
  それ以外の糖尿病 30 189
       
下垂体疾患 下垂体機能低下症 0 3
  尿崩症 0 3
  全てのSIADH 3 3
       
甲状腺疾患 バセドウ病 3 111
  亜急性甲状腺炎 0 8
  橋本病 0 67
  橋本病以外の甲状腺機能低下症 2 50
       
副腎疾患 クッシング症候群 1 5
  原発性アルドステロン症 1 2
  褐色細胞腫 2 16
  副腎皮質過形成症 0 1
       
脂質異常症 家族性高コレステロール血症 0 4
  その他の原発性高脂血症 0 4
  二次性高脂血症 0 1
高血圧 本態性高血圧 6 73
一般内科 誤嚥性肺炎 10 11
  市中肺炎 12 12
  急性腎盂腎炎 4 3
  食欲低下 0 1

2016.4.1~2017.3.31

(人)
  入院 外来
膵内分泌(糖尿病) 1型糖尿病 8 71
   緩徐進行1型糖尿病 内数1 内数10
   急性発症1型糖尿病 0 0
   劇症1型糖尿病 0 0
  2型糖尿病 213 1267
  妊娠糖尿病 1 14
  糖尿病合併妊娠 4 11
  それ以外の糖尿病 76 278
       
下垂体疾患 プロラクチン産生下垂体腺腫 0 1
  下垂体機能低下症 0 2
  尿崩症 2 4
  全てのSIADH 1 1
       
甲状腺疾患 バセドウ病 2 151
  亜急性甲状腺炎 0 11
  橋本病 3 69
  橋本病以外の甲状腺機能低下症 6 82
       
副腎疾患 クッシング症候群 1 5
  原発性アルドステロン症 1 5
  褐色細胞腫 2 22
  副腎皮質過形成症 0 1
  副腎癌 0 1
       
脂質異常症 家族性高コレステロール血症 1 2
  その他の原発性高脂血症 0 9
高血圧 本態性高血圧 9 84
一般内科 誤嚥性肺炎 26 23
  市中肺炎 11 10
  急性腎盂腎炎 2 3
  菌血症 0 1
  眩暈 3 1
  食欲低下 0 1
Sensor Augmentet Pum導入症例 外来 入院
2015年4月 3  
2015年5月 1  
2015年6月 1  
2015年7月 1  
2015年8月 1  
2015年9月 2  
2015年10月 2  
2015年11月 2  
2015年12月 3 1
2016年1月 2 1
2016年2月 3  
2016年3月 3  
2016年4月 1  
2016年5月 3  
2016年6月 1  
2016年7月 2  
2016年8月 2  
2016年9月 2  
2016年10月 2  
2016年11月 2  
2016年12月 1  
2017年1月 1  
2017年2月 1  
2017年3月 1  
2017年4月 2  
2017年5月 2  
2017年6月 2  
2017年7月 2  
2017年8月 2  
合計 53 2
診療科・部門

診療時間

初 診:8:30~11:00紹介状が必要です
再 診:8:30~11:30
※診療科によって時間が異なります。

休診日:第2・4・5土曜日、日曜日、国民の祝日、年末年始(12/29~1/3)

〒234-0054 横浜市港南区港南台3-2-10JR京浜東北線(根岸線)港南台駅下車、
横浜方面へ徒歩3分。

交通案内
JR根岸線「港南台駅」より徒歩3分

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